白毛のアイドルホースとして大変有名なソダシ。
その「ソダシ」という馬名の由来や意味について、興味を持っている人たが多いようです。
《ソダシって名前の由来なんなんだろ》
《ソダシ、名前の意味が気になるな》
《ソダシの名前の由来カッコよすぎる》
そこで、今回はソダシの「馬名の意味や由来」について、一緒に見ていきましょう。
ソダシ|プロフィール
まずは、白毛のアイドルホース『ソダシ』について、簡単にご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
馬名 | ソダシ |
生年月日 | 2018年3月8日 |
調教師 | 須貝尚介 |
馬主 | 金子真人ホールディングス |
生産者 | ノーザンファーム |
産地 | 北海道勇払郡安平町 |
主な勝鞍 | ヴィクトリアマイル(G1) |
ソダシは、2018年3月8日に生まれた日本の競走馬で、その白い毛並みが特徴的です。
父親は「クロフネ」、母親は「ブチコ」という血統を持ち、多くの人々を魅了しています。
代表的な勝ち鞍としては、
- 2020年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
- 2021年の桜花賞(G1)
- 2022年のヴィクトリアマイル(G1)
で見事な勝利を収めました。
特に注目すべきは、
を達成したことです。
これにより、ソダシは
- 2020年にJRA賞最優秀2歳牝馬
- 2021年には最優秀3歳牝馬
に選ばれました。
ソダシ|馬名の意味はサンスクリッド語で『純粋・輝き』
「ソダシ」という一見変わった名前ですが、この名前の意味などについて、以下にご紹介していきます。
馬名の意味と由来
ソダシという名前は、「サンスクリット語」で
という意味を持ちます。
この名前は、馬主である金子真人氏によって命名され、その白い毛並みと圧倒的なスピードで、多くの人々を魅了しています。
この「ソダシ」という名前は、その意味や由来にともない、純白の馬体とレースでの輝かしい活躍を象徴しており、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。
ちなみに、サンスクリット語は古代インドの言語で、ヒンドゥー教や仏教の聖典に用いられます。
文法が複雑で、現在もインドやネパールで宗教的な文脈で使われています。
ソダシの血統や毛色について
ソダシの血統は、父がクロフネ、母がブチコ、母の父がキングカメハメハという組み合わせです。
ソダシの白毛の遺伝は、母系の祖母「シラユキヒメ」から受け継いだものとなります。
祖母のシラユキヒメが「突然変異」で白毛となり、その娘のブチコ、そして孫にあたるソダシにも、白毛が遺伝していきました。
ソダシ|成績・賞金総額について
ソダシの成績について
ここでは、ソダシの今までの成績についてご紹介します。
日付 | レース名 | 人気 | 着順 | 騎手 | 距離 |
---|---|---|---|---|---|
2023年6月4日 | 安田記念(G1) | 2 | 7 | 川田将雅 | 芝1600 |
2023年5月14日 | ヴィクトリアマイル(G1) | 3 | 2 | レーン | 芝1600 |
2022年11月20日 | マイルチャンピオンS(G1) | 2 | 3 | 吉田隼人 | 芝1600 |
2022年10月15日 | アイルランド府中牝馬(G2) | 1 | 2 | 吉田隼人 | 芝1800 |
2022年8月21日 | 札幌記念(G2) | 1 | 5 | 吉田隼人 | 芝2000 |
2022年5月15日 | ヴィクトリアマイル(G1) | 4 | 1 | 吉田隼人 | 芝1600 |
2022年2月20日 | フェブラリーS(G1) | 4 | 3 | 吉田隼人 | ダ1600 |
2021年12月5日 | チャンピオンズC(G1) | 2 | 12 | 吉田隼人 | ダ1800 |
2021年10月17日 | 秋華賞(G1) | 1 | 10 | 吉田隼人 | 芝2000 |
2021年8月22日 | 札幌記念(G2) | 2 | 1 | 吉田隼人 | 芝2000 |
2021年5月23日 | 優駿牝馬(G1) | 1 | 8 | 吉田隼人 | 芝2400 |
2021年4月11日 | 桜花賞(G1) | 2 | 1 | 吉田隼人 | 芝1600 |
2020年12月13日 | 阪神ジュベナイルF(G1) | 1 | 1 | 吉田隼人 | 芝1600 |
2020年10月31日 | アルテミスS(G3) | 1 | 1 | 吉田隼人 | 芝1600 |
2020年9月5日 | 札幌2歳S(G3) | 2 | 1 | 吉田隼人 | 芝1800 |
2020年7月12日 | 2歳新馬 | 3 | 1 | 吉田隼人 | 芝1800 |
ソダシは主にマイル(1600m前後)でのレースを得意としてきました。
それを証拠に、
- ヴィクトリアマイル(G1)
- 桜花賞(G1)
- 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
という1600mのG1レースで3勝もしております。
また、ダートにも参戦し、フェブラリーステークス(G1)では、3着入賞も果たしております。
このように、ソダシは白毛という『1万頭に1頭』の大変珍しい毛色の馬にもかかかわらず、実力も兼ね揃えた「アイドルホース」として、一躍有名となりました。
ソダシの賞金総額について
2023年9月1日時点で、ソダシが獲得してきた賞金の総額は6億2,923万円となります。
現役馬では、
- イクイノックス(牡4):10億3,030万円
- タイトルホルダー(牡5):8億6,097万円
- ソングライン(牝5):6億6,131万円
- ディープポンド(牡6):6億5,855万円
- ソダシ(牝5):6億2,923万円
に次いで、賞金ランキング5位となっていました。
現在ソダシは5歳で、引退の噂もささやかれていますが、引退まではまだ獲得賞金は増えそうですね。
ソダシ|白毛は「1万頭に1頭」の奇跡の馬!
ソダシのような白毛の競走馬が生まれる確率は、突然変異で発生するため、その確率は非常に低く、
1万頭に1頭
の確率でしか誕生しないといわれています。
これは、中央競馬で分類されている8種類の競走馬の毛色でも、
とかなり低い割合となっています。
そのため、白毛の馬はその希少性から「奇跡の馬」として、多くの人々に愛されています。
ソダシ|馬名についてSNSでの意見
ソダシの名前について、SNSでの皆さんの意見をここにあげておきます。
X(Twitter)を見ると、ソダシの名前に興味を持って調べている人も多くいることが分かりました。
そして、ソダシはその名前の由来のとおり、競馬の世界に輝きをもたらす魅力的な馬だと改めて感じました。
ソダシ|よくある質問(Q&A)
ソダシ|馬名の意味についてまとめ
今回は、白毛のアイドルホース『ソダシ』の「馬名の意味や由来」について、見てきました。
ソダシは、その馬名の由来である「純粋・輝き」のとおり、実績や魅力といった部分が合致し、多くの人々に感動を伝えています。
そんなソダシも2023年で5歳となり、競走馬としてのキャリアは残り少ないかもしれませんが、今後もソダシの活躍を期待しましょう。