佐々木麟太郎選手は、花巻東高校の内野手で『高校通算140本塁打』という歴代No.1のホームラン記録を出したスラッガーです。
2023年の夏の甲子園にも出場し、ドラフト候補としても注目されています。
そんな佐々木麟太郎選手のドラフトに関して、各球団のスカウトやみんなの意見をまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。
佐々木麟太郎│ドラフト評価やスカウトの意見
佐々木麟太郎の特徴
佐々木麟太郎選手は、岩手県の花巻東高校に所属する内野手です。
主に3番打者としてファーストのポジションでスタメン出場しており、多くの重要な試合でその打撃能力を発揮しています。
2023年7月時点では『高校通算140本塁打』という記録を出し、かつてのトップであった清宮幸太郎選手の「111本」を塗り替えました。
佐々木麟太郎選手の特徴としては、
として知られています。
ミート力も抜群で、逆方向への強い打球も可能です。
佐々木麟太郎のドラフト評価
佐々木麟太郎選手は、プロ野球のスカウトからも高く評価されており、2023年ドラフト候補としても注目されています。
各球団の佐々木麟太郎選手に対する評価は以下のとおりとなります。
- ヤクルト
-
3本ヒットを打って、自分のチームに貢献できていた。村上のタイプに近い。反対方向も意識していて、コンパクトに打っている。力まずに大振りにならないし、精神的なコントロールもできている。
- DeNA
-
選球眼がよくて頭がいい。欲しい選手の一人。1巡目でいなくなるでしょう。
- 阪神
-
夏の予選から反対方向の安打が多くて、広角に打てている。対応力が成長した
- 巨人
-
スター性があって華がある。角度がつけばどこでも入る。清宮(日本ハム)とかそういうレベルじゃないか
- 広島
-
広角に打てるし、パンチ力もある。打撃に関してはいいものを持っている。特Aだと思います
- 中日
-
こういう舞台でヒットが打てるのは良いんじゃないか。変化球に柔らかく対応ができている。もともと飛ばす力もあるけど、うまさもある
- オリックス
-
他にもいい選手がいる中で打線の軸と感じさせる選手。広角に打つことができる。プレッシャーもあると思うができることを一生懸命にやっていて、野球を愛している姿勢が伝わる。打つだけでなくて、声かけなど試合中の視野も広い
- 西武
-
遠くに飛ばす力、スケールの大きさは人にないものを持っている。追いかける選手であることは確か
- ロッテ
-
しっかりと逆方向に強い打球が打てていた。広角にホームランも打てる点も魅力。優れた長距離砲であることは間違いない
- 楽天
-
スイングスピードが速い高校生であの飛ばす力は全国を見渡してもいない
- ソフトバンク
-
(滞空時間の長い内野フライに)高校生レベルではない時間の長さだった。あのフライを見るだけでも、ものの違いが分かる。これから球界を代表する選手になる可能性がある
- 日本ハム
-
(高校の先輩・大谷翔平と比較し)佐々木も飛距離ではひけをとらないでしょう。もう一つは、プロ野球でお客さんを呼べる魅力がどれだけあるか。その点でのすごさも2人が共通しているところ
各球団スカウトのコメント
佐々木麟太郎選手は、プロ野球のスカウトからも高く評価されています。
西武の渡辺GMからは
あそこまで飛ばす選手はなかなかいない。
打球が上がるスイングをしているし、あれだけバットを振っていけるのは魅力
とされ、
ロッテの益田スカウトからは
飛ばす能力というのは才能。
視察をしていても、見ていて楽しい選手はあまり出てきません。
人を惹きつける才能は、野球選手には必要な要素です。
主将になって、グラウンドでの動きを見ても責任感が増している。
意識も変わり、プレーにどう反映されるか楽しみです
と評価されています。
また、楽天の益田スカウトからは
全然、打球が落ちてこなかった。
パワーがないと、あんなに打球は上がらない。
振る力はすごい
と評価しています。
佐々木麟太郎│経歴・プロフィールなど
佐々木麟太郎選手の経歴
佐々木麟太郎選手の経歴は、以下のとおりとなります。
江釣子ジュニアスポーツ少年団所属。
小学校1年生の冬から、「江釣子ジュニアスポーツ少年団」にて野球を始め、県大会にも出場。
金ケ崎リトルシニア所属。
大谷翔平選手の父親の徹さんが監督を務める「金ケ崎リトルシニア」へ所属。
投手兼三塁手として最速137km/hを記録。
2年生の時に「東日本選抜大会」で優勝、2年生の秋にも「北東北大会」で優勝。
3年生冬には「オンライン野球セミナー」で高橋由伸から指導を受けている。
花巻東高等学校硬式野球部所属。
1年生の春からベンチ入りし、同夏は県大会準優勝。
同秋は県大会、東北大会を制し、明治神宮大会でも4強入り。
2年生の「春の選抜高校野球」では、1回戦敗退。
同夏では県大会4強入りする。
主将となった2年生の秋には、県大会で優勝するが、東北大会では初戦で敗退。
3年生では「夏の全国高校野球岩手大会」を制し、自身2度目の甲子園出場を果たす。
佐々木麟太郎選手は、小学校時代から野球に打ち込み、地元チームでの活躍、さらに中学校では投手兼三塁手として、最速137km/hの球速を記録する実力の持ち主です。
また、高校では主将としての役割も果たし、3年生での「夏の全国高校野球岩手大会」の優勝ならびに甲子園出場を果たしています。
佐々木麟太郎選手のプロフィール
佐々木麟太郎選手のプロフィールは以下のとおりです。
プロフィール | |
---|---|
名前 | 佐々木 麟太郎(ささき りんたろう) |
生年月日 | 2005年4月18日 |
年齢 | 18歳(2023年8月12日時点) |
出身地 | 岩手県北上市 |
身長 | 184cm |
体重 | 113kg |
利き腕 | 右投左打 |
所属チーム | 江釣子小(江釣子ジュニアスポーツ少年団)→江釣子中(金ケ崎シニア)→花巻東高 |
佐々木麟太郎選手は、184cm113kgという規格外の体格から繰り出される長打力が持ち味です。
その体格から繰り出す圧倒的な飛距離で、
を記録しています。
佐々木麟太郎選手はスイングも力強く、体に秘めたパワーをスイングに乗せて振れることは、相手バッテリーに相当な圧力を与えることとなります。
また、リストの柔らかさを持ち、スイングスピードも備えており、それでいて引っ張るだけでなく、コースによって左方向へ打ち分けています。
これらの要素が『高校通算140本塁打』という結果として、あらわれているのかもしれません。
佐々木麟太郎│ドラフトに関するみんなの意見や評価
ここでは、佐々木麟太郎選手のドラフトに関する、みんなの意見や評価を挙げておきます。
X(Twitter)では、ドラフト指名予想に関して、西武、楽天、ロッテ、阪神、ソフトバンクなどの名前が挙げられています。
佐々木麟太郎選手が、Aクラスの注目選手であるとの認識が伺えますね。
上記の書き込みでは、クリーンナップの構想やバッティング技術はメジャー級のセンスなど、佐々木麟太郎選手に対する高い期待感があらわれていますね。
佐々木麟太郎│よくある質問(Q&A)
佐々木麟太郎│ドラフト評価に関するまとめ
記事のポイントを以下にまとめます。
- 佐々木麟太郎選手は、岩手県出身で、身長184cm、体重113kgの規格外の体格を持つ選手です。
- 高校通算140本塁打の記録を持ち、清宮幸太郎選手の111本を塗り替えました。
- 各プロ野球球団のスカウトから高く評価されており、強打、広角打法、精神的なコントロールなどが挙げられています。
- Twitterなどでのファンの意見や評価も取り上げられ、彼のバッティング技術や将来の活躍に対する期待感が伺えます。
- 2023年のドラフトでは、1位指名が予想されるほど注目されており、圧倒的な長打力で多くのホームランを期待されています。
今回は、佐々木麟太郎選手のドラフトに関して、各球団のスカウトやみんなの意見をまとめてみました。
2023年のドラフトでは、各球団から1位指名が予想される佐々木麟太郎選手。
プロ入り後もその圧倒的な長打力で、多くのホームランを量産して欲しいですね。
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